京城クリーチャーは面白い?

韓流ドラマ
京城クリーチャー

反日は別として面白いか?

ネタバレあるのでご注意を。

このドラマは反日要素が強いので、ネットではざわついていますね。
なぜ、韓国の大統領が変わって日韓関係が改善しつつあるこのタイミングで、こんなドラマを出したのでしょうね?
「京城クリーチャー」を見てそんなことを思いました。

でも、そのことはちょっと脇に置いておいて、まずは、ドラマとして面白かったかを考えてみたいと思います。

消化不良の内容 ネタバレ注意

韓流ドラマは日本のドラマと違って、ゾンビ、モンスター、超能力などのSF要素の入ったドラマや映画が多いですよね。

ゾンビものだと「今、私たちの学校は…」「キングダム」「新感染 ファイナル・エクスプレス」と続編
モンスターものだと「Sweet Home -俺と世界の絶望-」と続編「地獄が呼んでいる」
超能力ものだと「ムービング」「還魂」
など、自分が見たものをちょっと思い出すだけで、こんなに出てきます。

SF系ドラマと映画

それらの映画やドラマと比べると、正直「京城クリーチャー」は物足りませんでした

この手のドラマだと、クリーチャーがいかに凄くて怖いか、本当に人間はクリーチャーに勝てるのか、勝つ手段があるのかが、面白さのポイントになるんだと思うんですが、そこが物足りなかった。

確かにクリーチャーは醜くて、強くて、暴れて人を殺しまくるけど、
結局、クリーチャーは非道になり切れない、主要韓国人を殺さないストーリーだということもわかってくる。
クリーチャーが街で暴れるのを期待していたんだけど、実際に暴れるのは、自分が生み出された地下の実験場とほぼその周辺に限定されていました。
多分、クリーチャーが街で暴れると韓国人を殺さなくてはいけないストーリーになってしまうので、そんな設定にせざるを得なかったんだと思うんですよ。

つまり、最初から、クリーチャーを悪者にしない、被害者にするために、日本人を徹底的に悪者にしておいて、活動場所をほぼ日本人しかいない病院の地下限定にし、日本人だけを殺すストーリーにしたのだと思います。
結局、クリーチャーが殺すのは日本人限定
そのことが、ある程度中盤でわかってしまう。
そうなると見る目が少し冷めてしまい、ハラハラしなくなる。
結果、流し見するような感覚になってしまいました。

主人公も金と自分のことしか考えない、冷血漢っぽい感じを出しつつも、どうせ、心変わりしてヒーローになるんだろうということも序盤でわかってしまう
そして、その原因となるは日本人の非道な行い。

こいつら死ぬだろうなと思った日本人はほぼ死ぬ。
だけど、韓国の主要人物はほぼ生き残る。
それも中盤でわかってくる。

つまり、驚きがないんですよね。

ドラマ自体がクリーチャー対人間と言うより、韓国人対日本人の要素が強過ぎて「こんなに凄いクリーチャーを倒せるのか?」「やば! 主要人物が死ぬかもしれない」みたいなハラハラ感が少ないんですよ。

自分は自分の発想の斜め上を行ってくれるストーリーを求めるタイプなのですが、このドラマに関してはストーリーの意外性が少なくて、ほとんどハラハラできませんでした。

史実は?

ざっとネットで調べただけなので、何が正しいのか断言などとてもできませんが、731部隊は実在していたようですね。
実際にあったのは韓国ではなく満州で、そこではペストを細菌兵器として利用することを研究していたようです。
人体実験も行われ、被験者となったのは捕虜やスパイ容疑をかけられた中国人やロシア人らしいです。



ただ、戦争に負けた日本ですが、研究者たちは罪を逃れることができたらしいです。
理由はその研究結果を米国に差し出すことで、許されたためとか。
米国も細菌兵器が欲しかったのでしょうね。

731部隊

日本が生物兵器を禁止する条約に署名し、それが発効したのは1975年3月なので、それまでは世界で様々な国が生物兵器を研究していたようですね。
今でもやっている国もありそうです。

かと言って、日本が実際に犯した戦争犯罪なのだから、日本人としても反省する必要があるのかもしれませんね。

ただ、このことをわざわざ韓国を舞台に置き換えて、大々的にドラマとして世界に広げるようなことをする韓国には、あまり感心しませんね。

世界にはこのドラマを見て、韓国が被害を受けたと勘違いする人も出てくるでしょうからね。

このドラマがヒットしたら、自分を被害者の立場に置いて、相手を避難するという韓国のやり方がドラマや映画を利用して広げられてしまうような気がします。

そして、慰安婦などの問題も、そんな事実はなかったとする本を韓国の学者が出版してたりして、どこまでが事実で、どこまでが虚偽なのかが明らかになりつつある状況で、他の国の人が韓国の主張を信じるようになったり、韓国内での反日の運動が変な方向で加速してしまうことを懸念してしまいますね
残念です。

この「京城クリーチャー」を見て、そんなことを思いました。

まとめ

ドラマとしては、つまらなくはないけど、それほど面白くもない、普通のでき。

ただ、日本人を徹底的に悪役にする韓国の描き方はいい気持ちはしなかったし、それは別としても史実を取り入れながらも史実を曲げて韓国人を被害者として描くことで、色々な懸念材料を残してくれるドラマでした。

一言で言うと、後味の悪さが面白を上回る作品でした。

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